林芙美子
簡単で短編で私にはピッタリでした。
タイトルが何故「蛙」なんだろうか? 大人(親)が不在時の子どもたちだけの店番は不安だろうに 泣きべそかく心境なのはその通り 一方、蛙は? 場違いでの登場で一瞬心が紛れた滑稽さがある 母が「帰る」のを待っていたところで とんだカエル違いだ!
働きに出た母を待っている 兄妹の二人。雨の夜の心細さが よくわかります。 親子の温かい繋がりにも しみじみしました。