雙喜 郵便局での 友 ならびに 無筆 じいさんの 専属の 代書係 なので 爺さんが 亡くなった 娘さんの 名義の 預金を ちょろまかして 引き出して いる ちょっとした 悪事に 荷担していることになる。しばらくたって 娘さんの 死亡保険金を 爺さんが 貯金するのに 手を貸し 太宰は 預金を おろすけど そのかねは その時 爺さんが あずけた ばかりの 札束だった。巧に 話しを 進める もんだと 感じた。12:36
爺さんが持ってきた末娘の保険金の札束が郵便局の窓口を介して太宰のウイスキー代の金として渡される不思議。また、酒に金を浪費するように見える爺さんは預金をし、反対に控えようと思っていた太宰が酒に金をはたくという対称的な関係性。郵便局で起きた二つの不思議な現象。
あい。この作品はかなり面白いでごいす。
郵便局で、無筆(当時の日本は文盲率はどうだったのだろうか?)の爺さんが娘の死亡保険金の「入金」をした、まさしく、その金が主人公のウイスキーの為の「出金」の札になった。 何だか、娘に申し訳ない気持ちになるところなんて、なんという感性なんだ!実話か想像か知らぬが、面白い。