「列車」の感想
列車
れっしゃ
初出:「サンデー東奧」1933(昭和8)年2月

太宰治

分量:約8
書き出し:一九二五年に梅鉢工場という所でこしらえられたC五一型のその機関車は、同じ工場で同じころ製作された三等客車三|輛《りょう》と、食堂車、二等客車、二等寝台車、各々一輛ずつと、ほかに郵便やら荷物やらの貨車三輛と、都合九つの箱に、ざっと二百名からの旅客と十万を越える通信とそれにまつわる幾多の胸痛む物語とを載せ、雨の日も風の日も午後の二時半になれば、ピストンをはためかせて上野から青森へ向けて走った。時に依っ...
更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 突然 上京してきた 友達の女を 青森に 上野駅から 見送る話である。 鉄道フアンなら もっと楽しめるだろうと 思った。 列車の編成とか 型式が 詳しくかかれている。

更新日: 2017/12/02
芦屋のまーちゃんさんの感想

上京 夢や希望を携えて 青森から上野へ 上りC51 下京(←そんな言葉あるか?) 夢破れ絶望して 上野から青森へ 下りC51