「牛肉と馬鈴薯」の感想
牛肉と馬鈴薯
ぎゅうにくとばれいしょ

国木田独歩

分量:約47
書き出し:明治|倶楽部《クラブ》とて芝区桜田本郷町のお堀辺《ほりばた》に西洋|作《づくり》の余り立派ではないが、それでも可なりの建物があった、建物は今でもある、しかし持主が代って、今では明治倶楽部その者はなくなって了《しま》った。この倶楽部が未《ま》だ繁盛していた頃のことである、或《ある》年の冬の夜、珍らしくも二階の食堂に燈火《あかり》が点《つ》いていて、時々《おりおり》高く笑う声が外面《そと》に漏れていた...
更新日: 2023/09/28
8eb05d040692さんの感想

牛肉と馬鈴薯の話から最後は哲学的な話しになっていくけど、人間臭さも出ていて良かったです。 まぁ、酒の場の話

更新日: 2020/06/30
5aa7ac1702e7さんの感想

好きだなあ

更新日: 2019/11/02
19双之川喜41さんの感想

 今風の 肉食系か 草食系かと言う 議論から始まって 人間を 二種に区別する考えに 漂着する。 いわく 驚く人と 平気な人である。 ほとんどの人は 平気な人に 属する。 自分が死ぬ悪夢を見て「まさか、死ぬとは、思わなかった」と 口ばしる。 暗示と 示唆にとむと 感じた。

更新日: 2016/09/22
芦屋のまーちゃんさんの感想

竹内、岡本、上村、綿貫、井山、松木、近藤、(梶原)←登場人物こんないたか! 牛肉=実際、馬鈴薯=理想 実際の付きものが理想? 芋が何故理想なのか? ダイエットの話か? 庶民的には逆のイメージだ! 理想(ビフテキ)を追いかけると現実(ポテト)がついてくる、と思っていた! よくよく読み返すと誤読している本が何冊かあることに気付く。誤りとまでいかずとも青春期の解釈と今とでは異なること多し。本は再読することに価値がある。

更新日: 2016/05/21
8669f9b97604さんの感想

ドタバタ哲学喜劇風。