「人間イヴの誕生」の感想
人間イヴの誕生
にんげんイヴのたんじょう
初出:「青年新聞」1949(昭和24)年11月15日号

宮本百合子

分量:約5
書き出し:この新聞に、若い女性のための頁がおかれるようになったことは、うれしい。日本の女性の生活は、この四年の間に何といってもかわって来た。きょう一部の婦人雑誌が何かのマニアにとりつかれてでもいるように恋愛と性にはまりこんでいて、わたしたちにほしい科学的な性の知識や人生の設計としての愛情の問題からは遠くずれおちた絵そらごとやきたならしい猥談で、少女たちの好奇心までを餌じきにしているところを見ると、実に日本の...
更新日: 2016/05/26
芦屋のまーちゃんさんの感想

男と女のどちらに生まれたいか?という質問を受精卵にしたらどう答えるだろうか?さすがに無理か!やはり、次に生まれるときはまた同じ性に生まれたいか?異性に生まれたいか?と問うしかなさそうだ。 女が奴隷的扱いをされてた封建的社会では皆男という回答で満場一致。女が人間イヴになった以降の今日ではどうか?男である私の視点からは女社会は男社会以上に格差社会だと考える。当然、男社会でも学歴や容姿の差別は存在するが、女社会ほどではない。封建社会からやっと解放されたはずの女性たちは今日の女社会で、そこだけで封建社会を確立してしまったことは真に皮肉である。美人とブスの差は大きすぎる。 美女と野獣というカップルは以外に多いがその逆は稀である。キムタクは何故シズカなのか?という疑問はあるが、シズカでも普通の女性と比べたら上位なのだ。ブスの定義も主観的であるが、明らかな絶対的ブスには生まれないという確約があれば女もいいかも知れない。 女に生まれることはギャンブルだ!

更新日: 2015/08/26
fa8a6fa460c4さんの感想

妄想のみで描かれ、フィクションとしてもひどい作品だ。