蛔虫の話は怖かったけど、40年くらい前には小学校ぎょう虫検査もあったし、虫下しの薬もあった。案外昭和のその頃も蛔虫をお腹に持ってる人は居たのかも
後日の 引き合いが めんどくさいので 御店の中で ふんづかまえた ことは 伏せて 道に ほうり出した 後で 取り方が 捕まえた ように 取り繕うのを 途中取りと よんでおり このように 融通を きかせたりするので 日頃から 町民の 協力を 得やすかったと 聞く。
次々と 話をして見せるという 千一夜物語のような趣向なので 存外 大部にしては 読みやすいかと思われる。 夜話だから 必然 筋立てが中心となり 詩味には欠けると感じた。