当時と比べると、現代は飛躍的に向上したとは思います。 しかし、まだ途中であって、約100年前に抱えていた問題を完全に解決とは言い切れないことに恥ずかしさと申し訳なさを感じました。 子を持つ、持たない の立場にも言及しているところで あぁ。この立場のことも言ってくれるのか。こんなにも強くて頼もしい人がいたんだ。 これだけでも私自身は救われました。 現代においても、未だ到達できていない所があり、今後どのように変化し、次の世代へ繋げていくのか。 性差等に関わらず、その人らしく生きていくことに寛容的で、しなやかさと包容力のある生きやすい世の中にできたらなと願っています。
100年前の文章とは思えない! 2020年の今読んでも新鮮な驚きをたくさん感じた。 1つの考えにしがみつかず、いろんな立場の人を観て答えを導き出している。そうかあー女らしさじゃなくて人間らしさに行き着くんだな。 聡明で引き締まった文章の中に、多種多様な人を受け入れる心地良い包容力を感じた。
なんという洞察か。 約100年前の著物であるにも関わらず現代人にも通ずることが書かれております 「女らしくない」という言葉の矛盾、それを使用する輩への反論、より高い視点からの人間性や親になること、また結婚についての考察と物凄い密度のある文章でした 当時どれほどの反感や無理解がこの思想に向けられたかつい想像してしまいますが、現代では半分以上の人間がこの論を「当たり前過ぎる」として認識出きるでしょう なんだかんだで進化は確実に行われているのでしょう
女子力なんてない、母性なんて失わない!そんなことを実に論理的に書かれています