「大菩薩峠」の感想
大菩薩峠
だいぼさつとうげ

08 白根山の巻

08 しらねさんのまき初出:第八巻「白根山の巻」「都新聞」1918(大正7)年 3月7日~5月1日

中里介山

分量:約120
書き出し:一机竜之助は昨夜、お絹の口から島田虎之助の最期《さいご》を聞いた時に、「ああ、惜しいことをした」という一語を、思わず口の端から洩らしました。そうしてその晩、お絹は夜具を被《かぶ》って寝てしまったのに、竜之助は柱に凭《もた》れて夜を明かしたのであります。その翌朝、山駕籠《やまかご》に身を揺られて行く机竜之助。庵原《いおはら》から出て少し左へ廻りかげんに山をわけて行く。駕籠わきにはがんりきが附添うて、...
更新日: 2016/05/15
863511be4d94さんの感想

又々のど迫力、次の9巻が早く読みたい