海野十三
昭和21年から、少年の科学に連載されていたSF小説。当時、一般的な小学生の子供にこれを読み解くリテラシーがあったのかとまず驚く。確かに子供向けの表現も目に付くが、大人が読んでも十分引き込まれる内容だった。私自身はもとは星新一から日本のSF小説に興味を持ったのだが、海野十三の作品にもしばらくハマりそうだ。
今の時代でこそ、科学力で解明出来るか、出来ないかの事をこの時代で描けるのが素晴らしい。 SFの父と言われているが、リアリティーが半端無い。