薄田泣菫
「薄暗がりは 黒猫のように 部屋の片隅へ 這い寄っている」 外へ一歩も 踏み出せない 重い病の泣菫(きゅうきん)は 侘助(わびすけ)の花に 大きな慰めを得た。 感性の鋭さに 心打たれると感じた。
自然の使者………美しい表現。椿を観たいですね。ひっそりと。
茶とは大きな世間からは切り離された小さな空間で、その雰囲気を味わうものなのだと知り、静寂と侘心とは忙しい現代社会にはない感覚だと思いました。 昔の人も煩わしい大変な中に生きていたから茶というものができたのかなと、ふと思いました