「英雄の器」の感想
英雄の器
えいゆうのうつわ
初出:「人文」1918(大正7)年1月

芥川竜之介

分量:約5
書き出し:「何しろ項羽《こうう》と云う男は、英雄の器《うつわ》じゃないですな。」漢《かん》の大将|呂馬通《りょばつう》は、ただでさえ長い顔を、一層長くしながら、疎《まばら》な髭《ひげ》を撫でて、こう云った。彼の顔のまわりには、十人あまりの顔が、皆まん中に置いた燈火《ともしび》の光をうけて、赤く幕営の夜の中にうき上っている。その顔がまた、どれもいつになく微笑を浮べているのは、西楚《せいそ》の覇王《はおう》の首...
更新日: 2019/10/26
19双之川喜41さんの感想

 英雄は 天と戦う。 天命を知っても 天と戦う。 凡人だって 仮想の敵と 戦ってみる気概が 持てたら 素晴らしいと感じた。

更新日: 2019/03/26
c42f23d618d6さんの感想

やっぱりライバルだからこそ相手のこと、相手の抱負をよく理解しているね

更新日: 2018/03/24
a5cad53f34f8さんの感想

劉邦は項羽に対し英雄と思う場面に遭遇しているのだろうか 伝聞では理解し得たと言えるのか

更新日: 2017/08/18
秋吉 弥彦さんの感想

このような短編こそが芥川の骨頂ではないのか

更新日: 2017/06/06
1a7da6eff4e7さんの感想

漢文らしい、古代の賢人らしさが出ています。賢者は聞き、愚者は話す

更新日: 2017/02/20
55bcabd0225fさんの感想

短く簡潔で解りやすく、それから芥川をよく知らないので意外な話を書くな、とおもった。

更新日: 2016/10/29
6187397b10e3さんの感想

最後のセリフが良いですね。

更新日: 2016/07/24
7079ee08a3d0さんの感想

項羽と劉邦。項羽について知ることが出来てよかった

更新日: 2016/04/10
9ceac2660992さんの感想

奥が深い。

更新日: 2015/12/22
a58cf00acfafさんの感想

なんかいいな