小出楢重
青空文庫を漁っていたときに油絵というキーワードをたまたま発見し、高校で美術を選択していたので、通学中の暇つぶしに軽い姿勢で読みました。 美術史で習った近代美術、その当時の考え方がありのままひしひしと訴えてくる本でした。 私自身絵を志している者ではありませんが、創作に対する姿勢に関する記述には、極めて近代的ではありますが、なるほどと思うところがあり、良い読書になりました。