「辞典」の感想
辞典
じてん
初出:「経済学大辞典 第四巻」岩波書店、1931(昭和6)年10月、「経済学大辞典 第五巻」岩波書店、1932(昭和7)年1月、「経済学大辞典 追補」岩波書店、1936(昭和11)年10月、「教育学辞典 第一巻」岩波書店、1936(昭和11)年5月、「教育学辞典 第二巻」岩波書店、1937(昭和12)年2月、「現代哲学辞典」日本評論社、1936(昭和11)年9月

戸坂潤

分量:約238
書き出し:1『経済学大辞典』ディーツゲンヨゼフJosef Dietzgen(一八二八—一八八八)ドイツのプランケンベルクに生れた。父は鞣皮業。一八三二年父と共にウッケラートに移り、従前通りの事業に従事しつつウッケラートの小学校に通学、後ケルンの高等小学校に暫く在学した。其後半年程厳格なる教育のために語学校に送られた。幼年期には至極粗暴であったが、少年期に入るに及んで温順となり鞣皮工の労働の傍ら文学、経済学、...
更新日: 2022/02/10
19双之川喜41さんの感想

 「悪魔の辞典」とか「侏儒の言葉」 とは異なり 記述がやたら長い。 そんな瑣末(さまつ)のことに こだわるしか 立ち向かいようがない 難解(なんかい)な文章であると感じた。 ジャーナリズムの 教育的機能を 説くけど 今や芸能を伝達する機能に成り下がったようにも 思った。