「白金之絵図」の感想
白金之絵図
しろがねのえず
泉鏡花
分量:約74分
書き出し:
一片側は空も曇って、今にも一村雨《ひとむらさめ》来そうに見える、日中《ひなか》も薄暗い森続きに、畝《うね》り畝り遥々《はるばる》と黒い柵を繞《めぐ》らした火薬庫の裏通《うらどおり》、寂しい処《ところ》をとぼとぼと一人通る。「はあ、これなればこそ可《よ》けれ、聞くも可恐《おそろ》しげな煙硝庫《えんしょうぐら》が、カラカラとして燥《はしゃ》いで、日が当っては大事じゃ。」と世に疎《うと》そうな独言《ひと...
作品詳細
作品を読む
更新日: 2017/12/15
うずらまめさんの感想
面白い。はじめは読み難かったが、慣れるにつれ、引き込まれていく。迫力がある。
青空文庫ビューア Ad
Icons made by
Freepik
from
www.flaticon.com