ありがたい 門跡様に 親しく 手を かざして 頭髪を 撫でて いただいたので 婆の 髪の毛に ご利益が あるに 違いないという 思い込みで 衆愚の 皆さんは 先を あらそって 毛を 引き抜いた。なので 頭が 尼さんの ように なって しまった。某国の 得意技の 集団 発狂を 思い出した。
笑い話と取るか、集団ヒステリーと取るか。だが周りに誰も居なくなった後の老婆が、ただ頭痛いだけとは意外にならず、本当に尼さんになるキッカケになったりしてな。
因果応報とはまさにこの事かと。人の怖さにゾクリとした。 同じ出来事もどのような位置、立場で見るかで異なる。そして人の想いは時に他者を苦しめる事も厭わない。
自業自得にしても最後が恐ろしかった。何かを盲目的に信じるのは危険なことだと思った。
信仰。 正義道理はカゴの中。 懐疑抗議は稚児の夢。