「浜菊」の感想
浜菊
はまぎく
初出:「ホトトギス」1908(明治41)年9月

伊藤左千夫

分量:約28
書き出し:汽車がとまる。瓦斯《ガス》燈に「かしはざき」と書いた仮名文字が読める。予は下車の用意を急ぐ。三四人の駅夫が駅の名を呼ぶでもなく、只歩いて通る。靴の音トツトツと只歩いて通る。乗客は各自に車扉を開いて降りる。日和下駄カラカラと予の先きに三人の女客が歩き出した。男らしい客が四五人又後から出た。一寸《ちょっと》時計を見ると九時二十分になる。改札口を出るまでは躊躇《ちゅうちょ》せず急いで出たが、夜は意外に暗...
更新日: 2023/10/09
a9b2be4143a4さんの感想

それはエゴだよ! とはいえ、立身出世とか、郷里に錦などという言葉をあまり耳にしなくなりましたな。 世に出る人が少なくて済む時代になったのかしら。

更新日: 2019/02/04
b6db990a161fさんの感想

文章が理解できかねる所あり

更新日: 2018/01/04
gnosaさんの感想

旧友と会った時のあるある感。不快なまま作品が終わってしまうのがリアルだけどもの足りない。

更新日: 2017/07/28
b9ef941530ccさんの感想

伊藤左千夫の浜菊は、学生時代の友人岡村の家に訪問するが、どうも居心地が悪くて、お繁さんとも恋なのか?兎に角気難しい心情を描いたもの。