「鼻」の感想
はな

ゴーゴリニコライ

分量:約70
書き出し:一三月の二十五日にペテルブルグで奇妙きてれつな事件がもちあがった。ウォズネセンスキイ通りに住んでいる理髪師《とこや》のイワン・ヤーコウレヴィッチ(というだけでその苗字は不明で、看板にも、片頬に石鹸の泡を塗りつけた紳士の顔と、【鬱血《こり》もとります】という文句が記してあるだけで、それ以外には何も書いてない)、その理髪師《とこや》のイワン・ヤーコウレヴィッチがかなり早く眼をさますと、焼きたてのパンの...
更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 理髪師は 鼻を切り落としたのは  自分の仕業と思い込み 鼻を 客に 返そうとはする。 ところが  鼻が勝手に逃げ出して 各所に現れたり する 超自然的な 筋である。 芥川が この物語から 何等かの影響を受けていたかは 判らないと感じた。

更新日: 2018/08/10
815f95676dc7さんの感想

面白く、退屈しなかった。 作者も後半で触れているが、 果たして この話にどのような意味があるのでしょう? ロシアにはクスッとさせるセンスの良い作家が多いと思います。

更新日: 2017/07/28
3ab9fa8ef1c8さんの感想

確かに奇天烈小話だ。