芥川竜之介
芥川の趣旨に賛同する。芥川が真を主張すれば兎も角、真贋の別なく愛好しているだけなら外野がとやかく言うこともあるまい。
芥川は むきになって 真贋問答の中に 飛び込む。 三円の果亭の山水は 偽物かもしれないと 冷やかされたのである。 無名の新人に 敬意を表することにはなると うそぶく。