「西洋画のやうな日本画」の感想
西洋画のやうな日本画
せいようがのようなにほんが
芥川竜之介
分量:約3分
書き出し:
中央美術社の展覧会へ行つた。行つて見ると三つの室に、七十何点かの画《ゑ》が並んでゐる。それが皆日本画である。しかし唯の日本画ぢやない。いづれも経営惨憺《けいえいさんたん》の余《よ》になつた、西洋画のやうな日本画である。まづ第一に絹や紙へ、日本絵具をなすりつけて、よくこれ程油絵じみた効果を与へる事が出来たものだと、その点に聊《いささか》敬意を表した。そこで素人《しろうと》考へに考へて見ると、かう云ふ...
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更新日: 2022/11/03
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