「風変りな作品に就いて」の感想
風変りな作品に就いて
ふうがわりなさくひんについて

芥川竜之介

分量:約4
書き出し:「貴君《あなた》の作品の中《うち》で、愛着を持つてゐらつしやるものか、好きなものはありませんか」と云はれると、一寸《ちよつと》困る。さういふ条件の小説を特別に選《よ》り出す事は出来ないし、又特別に取扱はなくてはならない小説があるとも思へない。第一、自分の小説といふものを考へた時に、その沢山《たくさん》な小説の行列《ぎやうれつ》の中から、特に、私《わたし》が小説で御座《ござ》ると名乗つて飛び出して来...
更新日: 2023/09/24
鍋焼きうどんさんの感想

自身を将来有望と語っていたのに。

更新日: 2020/11/27
19双之川喜41さんの感想

 芥川は  「きりしとほろ上人伝」と「奉教人の死」が 風変わりと自認する。 前者は セント ▫クリストフの伝記が種本で 後者は 芥川に 手付金を送りつけ  種本の 買入を申し込んできた人が  いたと言う。 博学ぶり  才人振りを  発揮すると 見得を切っているのが  面白いと感じた。