「又一説?」の感想
又一説?
またいっせつ?

芥川竜之介

分量:約3
書き出し:改造社の古木鉄太郎《こきてつたらう》君の言ふには、「短歌は将来の文芸からとり残されるかどうか?」に就《つ》き、僕にも何か言へとのことである。僕は作歌上の素人《しろうと》たる故、再三古木君に断《ことわ》つたところ、素人なればこそ尋ねに来たと言ふ、即ちやむを得ずペンを執《と》り、原稿用紙に向つて見るに、とり残されさうな気もして来れば、とり残されぬらしい気もして来る。まづ明治大正の間《かん》のやうに偉い...
更新日: 2022/11/03
鍋焼きうどんさんの感想

短歌が後世に残るかどうかあれこれ考察。今でも短歌は文芸として発展しており、若い人たちが現代短歌を担っております。