「十八番料理集」の感想
十八番料理集
おはこりょうりしゅう
初出:「新女苑」1939(昭和14)年11月号

宮本百合子

分量:約3
書き出し:白菜と豚の三枚肉のお鍋そろそろ夜がうすら寒くなってくると家でよくするお惣菜の一つです。白菜を四|糎《センチ》位に型をくずさない様にぶつぶつ切りまして、三枚肉は普通に切ったのを一緒に水をたっぷり入れてはじめからあんまり強くない火で永い時間に煮ます。味は食塩と味の素と胡椒でつけて一番終いにほんの一滴二滴醤油を落します。白菜がすっかりやわらかくなった時白タキを入れても美味しゅうございます。是はスープもた...
更新日: 2016/06/29
3827ddee843eさんの感想

宮本氏の印象が少し変わった。 日々の食卓には民主主義も共産主義もないということか。