「あきあはせ」の感想
あきあはせ
あきあわせ

樋口一葉

分量:約11
書き出し:あやしうつむりのなやましうて、夢のやうなるきのふ今日、うき世《よ》はしげるわか葉《ば》のかげに、初《はつ》ほとゝぎすなきわたる頃《ころ》を、こぞの秋袷《あきあはせ》ふるめかしう取出《とりいで》ぬる、さりとは心もなしや。垣《かき》の竹《たけ》の子《こ》きぬゝぎすてゝ、まき葉《は》にかゝる朝露の新らしきを見るもいと恥かしうこそ。雨《あめ》の夜《よ》庭の芭蕉《ばせを》のいと高やかに延びて、葉は垣根《かき...
更新日: 2022/04/09
19双之川喜41さんの感想

 浦山(うらやま)しく なんて 当て字を 潜ませてあるのは 一葉はユウモアもある御方にも 思えた。 早逝が 惜しまれるけど 認知症状が出るまで活躍したら 文章は安直▫平易になったかもしれないと感じた。

更新日: 2017/07/01
477ff7930ce3さんの感想

読んでいたら日記読んでいるようです 昔の文字、風情もイメージできるので楽しめます。

更新日: 2017/06/22
b9ef941530ccさんの感想

樋口一葉の秋あわせは、虫や周囲の物人の鳴き声を、夫婦に照して悲しむを語っているが、依然古文スタイルで書かれては、やはり、難解である。

更新日: 2016/03/25
まきむらさんの感想

秋のつれづれ 全体に物悲しいのはやっぱり秋だからですかね