「すゞろごと」の感想
すゞろごと
すずろごと

樋口一葉

分量:約4
書き出し:ほとゝぎすほとゝぎすの声まだしらねば、いかにしてか聞かばやと恋しがるに、人の訪《と》ひ来て、「何かは聞えぬ事のあるべき。我が宿《やど》の大樹《おほき》にはとまりてさへ鳴くものを、夜ふけ枕《まくら》にこゝろし給へ。近く聞く時は唯一《たゞひと》こゑあやしき音《ね》に聞きなさるれど、遠くなりゆく声のいと哀れなるぞ」と教へられき。時は旧《ふる》き暦の五月《さつき》にさへあれば、おのが時たゞ今《いま》と心い...
更新日: 2024/01/31
95657acce5cfさんの感想

なかなかに面白い作品 友人との会話がたいへん良い

更新日: 2017/06/23
b9ef941530ccさんの感想

樋口一葉のすずろごとは、古文の授業ですな!全く近代文学とはカテゴリーの違う文章。

更新日: 2015/06/23
b7082e3c110dさんの感想

すずろなること… とは確かにそうだった。 しかし、なんでもないことの中にも個人の様々な思いがあり、それが平凡な毎日を支えている。 日常的なすずろなることに目を向けて、素晴らしい平凡を見つけていきたいと思ったりした。