崖上の窓の中の生活、外からの想い。切ない男性たちの感情がたまらない。
窓の中は他人の世界
崖上から一つの窓の中を覗く映像が最高だ
不感症気味なので 視姦症もどきに なったのかは よくわからない。自分の 性癖暴露して 分析する。表から見たり 裏から見たり 上から眺めたり 下から 見上げたり 時に 自身に対しても 鋭い指摘をする。著者のたくらみが なんとなく 透けて視えるような 優れた文章に 感じた。
男は年増女とのセックスに何の感情の高ぶりも覚えない。そこで友達に崖上から覗かせ様とする。友達も興味を覚え出かけて行く。しかし彼が見たものは意外なものだった。
覗き趣味。しかし、パンティーを盗むとかそんな低俗な行為ではない。部屋の傍らには年増の女とsexをヤリ終えたばかりである。性欲はあるが興奮がない。興奮を求め覗きをする。今の時代の我々がエレクトしない時、ラブホテルのエロビデオを付けながら、sexをするにと同じだ。
崖下に秘められた感情を崖上から見る。神のようでありながら、もの悲しい。
底知れぬ暗さを感じた。幽玄の夢の世界のような。