「あとがき(『宮本百合子選集』第三巻)」の感想
あとがき(『宮本百合子選集』第三巻)
あとがき(『みやもとゆりこせんしゅう』だいさんかん)
初出:「宮本百合子選集 第三巻」安芸書房、1947(昭和22)年10月

宮本百合子

分量:約5
書き出し:「美しき月夜」は一九一九年の夏アメリカのレーク・ジョウジという湖畔に暮したころに書かれた。この作品は、われわれの人生に災難という形であらわれる偶然の力につよく印象づけられたことがあって、それが題材にされた。それから数年後に書かれた「顔」も、またちがった意味で偶然が人生に与える影響ということについて深く動かされたためであった。南ドイツであったかある地方に毎年キリスト受難劇が行われる習慣があり、その年...
更新日: 2015/07/21
nanchanさんの感想

無産派文学に対する理解を求めていると思った。しかし私は、この無産派もまた他も知らないのである。こういう本を読むと自分の文学に対する無知というものを嫌でも思い知らされる。 はてさてどうしてそれを補おうか。 否、今のままでも何ら困るものでもない。このままやり過ごそう。