岡本かの子
蔦の若芽を 悪童たちが 手の届く高さに 横一文字に むしりとる。 その屋の 御手伝いが 目の敵にして 子等を叱りつけたりする。 茶屋の少女は 看護師として 戦地に 赴く。 詩味溢れると感じた。