寺田寅彦
昭和の 初期の 年賀なので 火鉢が 用意されるまでは 寒くて 堪らない 様子が 見て取れる。屠蘇は 埃マミレなのは 仕方ない。屠蘇と 共に 振る舞われる お吸い物の ハマグリは 硬くて 噛み切るのに 手をやく。お雑煮は 各家庭で 個性があり あんこ入りの丸餅を 投入した お雑煮も あると 聞くけど あまり 試してみる気は 湧いてこない。百家百様と 感じた。