「鬼火を追う武士」の感想
鬼火を追う武士
おにびをおうぶし

田中貢太郎

分量:約1
書き出し:鶴岡《つるおか》城下の話であるが、某《ある》深更《よふけ》に一人の武士が田圃路《たんぼみち》を通っていると、焔のない火玉《ひのたま》がふうわりと眼の前を通った。焔のない火玉は鬼火《ひとだま》だと云う事を聞いていた武士は、興味《おもしろ》半分に其の後を跟《つ》けて往《い》った。火玉は人間の歩く位の速度でふうわりふうわりと飛んでいた。武士は其の時其の火玉を斬ってみたくなった。武士は足を早めて火玉に近づ...
更新日: 2021/04/19
9741e0063ebbさんの感想

何でも斬りたがる武士の傲慢。

更新日: 2016/10/31
652a80165a76さんの感想

斬ろうとした火の玉は婆さんの魂でした。 斬ってしまったら死んだのかしら。