「法華僧の怪異」の感想
法華僧の怪異
ほっけそうのかいい

田中貢太郎

分量:約10
書き出し:奈良県|吉野郡《よしのぐん》掖上村《わきかみむら》茅原《かやはら》に茅原寺《ちげんじ》と云う真宗の寺院があった。其の寺院は一名|吉祥草院《きっしょうそういん》。其処に役行者《えんのぎょうじゃ》自作の像があって、国宝に指定せられているが、其の寺院に名音《みょうおん》と云う老尼がいた。私が其の名音に逢《あ》った時は、昭和三年で六十位であった。其の名音は、最初|泉《いずみ》の某と云う庵にいて有徳の住持に...
更新日: 2023/08/23
小猿さんの感想

結局、出家しようがしまいが、関係なかった。 修行が足らん、と言うことでもなかろう。 コソコソしたらあかん。 と言うことかな?