「のら犬」の感想
のら犬
のらいぬ
初出:「赤い鳥」1932(昭和7)年5月号

新美南吉

分量:約10
書き出し:一常念御坊《じょうねんごぼう》は、碁《ご》がなによりもすきでした。きょうも、となり村の檀家《だんか》へ法事《ほうじ》でよばれてきて、お昼すぎから碁《ご》をうちつづけ、日がかげってきたので、びっくりしてこしをあげました。「まあ、いいじゃありませんか。これからでは、とちゅうで夜になってしまいます。今夜は、とまっていらっしゃいましよ。」と、ひきとめられました。「でも、小僧《こぞう》がひとりで、さびしがり...
更新日: 2017/07/31
d589cd70cdb1さんの感想

自分の間違いを即座に気づき、正すことの大切さを教えて頂いた小説でした。相手が犬であることに人間の愛を示していて、感動しました。

更新日: 2017/02/23
喜助さんの感想

新美南吉の話は優しい。 この話もとても優しい。 暗闇は人を疑心暗鬼にさせる。 焦る心も人を狭量にする。 余裕をもって優しい人間でありたいね。