「怪談覚帳」の感想
怪談覚帳
かいだんおぼえちょう
田中貢太郎
分量:約3分
書き出し:
四手網俳優の木下がまだ田舎まわりの馬の脚であった時、夜、利根川の土手を歩いていると、むこうの方の川縁に時とすると黒い大きな物があがって、それが星あかりに怪しく見える。ふるえふるえ往って見ると、それは四手網をあげているので、「ああ、よかった」と云うと、今度は四手網の男が驚いて、「わっ」と云って水の中へ落ちた。天狗先輩高木孟旦翁の話。高木翁が土佐の本山と云う山奥の村で小学教師をしている時、己《じぶん》...
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更新日: 2016/01/04
藤ふじのさんの感想
作中にある『もま』はムササビの事なんだそうだ。 狸の話はやはり尽きない
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