「文学的自叙伝」の感想
文学的自叙伝
ぶんがくてきじじょでん
初出:「改造 昭和10年8月号」1935(昭和10)年8月1日発行

林芙美子

分量:約24
書き出し:岡山と広島の間に尾《お》の道《みち》と云う小さな町があります。ほんの腰掛けのつもりで足を止めたこの尾の道と云う海岸町に、私は両親と三人で七年ばかり住んでいました。この町ではたった一つしかない市立の女学校に這入《はい》りました。女学校は小さい図書室を持っていて、『奥の細道』とか、『八犬伝』とか、吉屋信子《よしやのぶこ》女史の『屋根裏の二処女』とか云った本が置いてありました。学校の教室や、寄宿舎は、ど...
更新日: 2021/01/25
19双之川喜41さんの感想

 仕込みがあってこそ 料理が出来上がることを思えば 芙美子の仕込みは 何処でどうやったのか 前から疑問に思っていた。 女學校の図書室▫上野の図書館で 乱読▫多読を 続けたようだ。 また 欧州滞在中に 詩情▫日本語の美しさを 再認識したらしい。

更新日: 2017/12/23
芦屋のまーちゃんさんの感想

林 芙美子が詩人というイメージはない 尾道のイメージ、放浪記 作家の売れない時代 職を転々、クビにもなってる 学生時代は友人いなく、本が友 結婚離婚繰り返し しかし 巴里に行っている 金が有るのか無いのか 波瀾万丈