「紙の歴史」の感想
紙の歴史
かみのれきし
初出:「藝文 第二年第九、第一〇號」1911(明治44)年9、10月

桑原隲蔵

分量:約34
書き出し:(一)先秦時代の書寫の材料(二)紙の發明(三)マホメット教國に於ける紙の傳播(上)(四)マホメット教國に於ける紙の傳播(下)(五)オーストリーのライネル太公爵の古紙蒐集(六)西本願寺所藏の古文書一紙の發明は世界の文化に多大の貢獻をした。人智の開發と文化の促進とに大關係ある印刷術が發明されても、紙の發明が之に伴はなかつたならば、其效用の大半を沒了したであらう。紙の需要は年一年と増加して行く。紙の消費...
更新日: 2021/05/31
19双之川喜41さんの感想

 竹や木を使っていた いわば  前史の頃から  記述されている ので 興味深い。 その後の研究の進展も 目覚ましいものが あろうし 材料として使われた植物が 今だにあるのかも 知りたいところであると感じた。