「「晩年」に就いて」の感想
「晩年」に就いて
「ばんねん」について

太宰治

分量:約2
書き出し:「晩年」は、私の最初の小説集なのです。もう、これが、私の唯一の遺著になるだろうと思いましたから、題も、「晩年」として置いたのです。読んで面白い小説も、二、三ありますから、おひまの折に読んでみて下さい。私の小説を、読んだところで、あなたの生活が、ちっとも楽になりません。ちっとも偉くなりません。なんにもなりません。だから、私は、あまり、おすすめできません。「思い出」など、読んで面白いのではないでしょう...
更新日: 2019/07/12
19双之川喜41さんの感想

 番組の宣伝のようでもある。 逆張りというのか 面白いとは言い切らない。 面白さを 発見できるかは あなたの自由と 突き放す。 態度がでかいのが 文学者の 世渡り術かもしれないと感じた。

更新日: 2017/06/17
2e81004fca66さんの感想

貴重な資料だ。

更新日: 2017/05/25
8f7674191136さんの感想

太宰さん、「晩年」の美しさ、わたしはしっかりと発見しましたよ。

更新日: 2017/04/02
1d058d725344さんの感想

その中で「私の小説を読んでも、もっといい人間になりません」の様な言い方がありますが。私自身では、沢山の太宰治さんの小説を読むことで、日本語の能力が更に上に進めました。凄く、感謝しています。きっと過去にいる太宰治さんは、未来に外国人のファンがその文章を読んでいることが、一度も思っていなかったでしょう。

更新日: 2015/07/08
49e05d3e39c5さんの感想

おもしろくない小説は読んでいて死にたくなる、文学者と言われる人が身近なところまで下りてきてくれたような感覚を持った。晩年に美を見いだせるかは個人の感性に委ねられる、と。晩年を読みたくなります。