「小夜啼鳥」の感想
小夜啼鳥
さよなきどり

アンデルセンハンス・クリスチャン

分量:約34
書き出し:みなさん、よくごぞんじのように、シナでは、皇帝はシナ人で、またそのおそばづかえのひとたちも、シナ人です。さて、このお話は、だいぶ昔のことなのですがそれだけに、たれもわすれてしまわないうち、きいておくねうちもあろうというものです。ところで、そのシナの皇帝の御殿《ごてん》というのは、どこもかしこも、みごとな、せとものずくめでして、それこそ、世界一きらびやかなものでした。なにしろ、とても大したお金をかけ...
更新日: 2021/08/04
19双之川喜41さんの感想

 此の鳥は 無欲で ほうびと言われても 皇帝が 鳴き声に 感涙を流したことで 充分として 飛び去り 瀕死の皇帝を 後に 救うことになる。  余談だが 加藤茶が 「ぺ」と言ってたけど 作中で 侍従(じじゅう)が 同じように 「ぺ」が口癖なのには 驚いた。挿画3葉あり。

更新日: 2021/04/28
5081f55df0afさんの感想

すてきな小鳥だなあ。王様は、童話では「悪役」のイメージがあるけど、このお話ではいい人だな。 私の好みの物語でした。

更新日: 2021/02/23
mfさんの感想

身勝手な皇帝のお話くらいに思っていたけれど、これはなかなかに面白い。小夜啼鳥の存在は、誰にも教えてはいけないよってか。 最後のセリフがとてもとても意味深くて、すごく好きになったね。かっこいい!