「迷子」の感想
迷子
まいご

泉鏡花

分量:約11
書き出し:お孝《かう》が買物《かひもの》に出掛《でか》ける道《みち》だ。中里町《なかざとまち》から寺町《てらまち》へ行《ゆ》かうとする突當《つきあたり》の交番《かうばん》に人《ひと》だかりがして居《ゐ》るので通過《とほりす》ぎてから小戻《こもどり》をして、立停《たちどま》つて、少《すこ》し離《はな》れた處《ところ》で振返《ふりかへ》つて見《み》た。ちやうど今《いま》雨《あめ》が晴《は》れたんだけれど、蛇《じ...
更新日: 2022/03/15
19双之川喜41さんの感想

 昔は六歳児が 親を見失うと 羅卒(らそつ)が 偉そうに聞き出そうとしたり 長屋者の女が 守り札を 付けないのが そも いけないのだと 声高に責めたり わんこに舐め回されたりで 子は 泣く暇もない。 鏡花は 云わば デッサンにも  力量を示すと感じた。

更新日: 2021/08/01
bc43847ac151さんの感想

昔言葉の表現がなかなか難解であった。

更新日: 2021/07/02
496b7f29770aさんの感想

嘲笑するだけで世間はなにもしてくれない。虚しさだけが残る。