豊島与志雄
作家が書けなかったタイトルの何故を吐露している。珍しい作品だ。普通、恥部は公にはされないのが世の常でる。 ところが、あえて「書かれざる作品」として執筆している。そして時とて、書かれた作品を凌駕する、と興味深い考察で締めくくる。勇気ある作品だ!