本当に書きたいことが 如何に 僅かであり しかも 下らないことばかりを 多く 書いたり しなければならないかを 自省を込めて 記している。太宰が 長兄から 同様の事を 指摘されたことを ふと思い出してしまった。
「死の権利をも自ら放棄した者」とあるが、死ぬことすらできないキルケゴール的絶望、死に至る病を患った者という意味なのか? それにしても、勝手な父親だ! そんな父の帰りをひたすら待っている子がいるなんて! 不憫でならぬ! 食事や寝床が主人の帰りを待つのはどうぞ勝手に空想してくれたまえ! 帰らぬ父(チャン)を待つなんて可哀想な 大吾郎!