「太宰治との一日」の感想
太宰治との一日
だざいおさむとのいちにち

豊島与志雄

分量:約9
書き出し:太宰治との一日豊島与志雄昭和二十三年四月二十五日、日曜日の、午後のこと、電話があった。「太宰ですが、これから伺っても、宜しいでしょうか。」声の主は、太宰自身でなく、さっちゃんだ。——さっちゃんというのは、吾々の間の呼び名で、本名は山崎富栄さん。日曜日はたいてい私のところには来客がない。太宰とゆっくり出来るなと思った。やがて、二人は現われた。——考えてみるに、太宰は三鷹にいるし、私は本郷にいるので、...
更新日: 2019/09/24
acad5faf2a41さんの感想

小説や政治の話はしないというのが興味深いところだった

更新日: 2016/05/01
a98a2cd23bf1さんの感想

太宰治は 豊島さんのことが 豊島さんは 太宰さんのことが、本当に 好きだったのだと思いました。 山崎富栄さんの姿が印象的。

更新日: 2016/04/18
芦屋のまーちゃんさんの感想

もっと太宰は破天荒でなければならぬ。そううつ病患者のごとく。思いきりハイテンションの太宰と過ごさねばならぬ。豊島氏は太宰の心の半分も知らぬ輩だ!

更新日: 2015/12/03
c701ca58f10fさんの感想

太宰って案外しあわせ者だったんじゃないかなと思った。彼の本質的な不幸とは別の面で。

更新日: 2015/11/29
5d1bfbeedad0さんの感想

亡くなる年の太宰の、ある一日の様子が豊島先生の視点から綴られています。 興味深い内容でした。