06 第三部 マリユス
豊島与志雄
我ながら資質に欠けるので 土地勘にも歴史観にも 暗い。 大河小説に 泳げもしないのに飛び込み たまに浮かび揚がるような感じではある。 メモをとると却って解りにくいので 飛ばす箇所を決めたけど 裏目にでた。 素養のある人の読破は さぞ実りの多いことであろうと 思われる。 年表の力を借りた方が よかったのかもしれない。