「長彦と丸彦」の感想
長彦と丸彦
ながひことまるひこ
初出:「幼年倶楽部」1941(昭和16)年10月ー12月

豊島与志雄

分量:約28
書き出し:一むかし、近江《おうみ》の国、琵琶湖《びわこ》の西のほとりの堅田《かただ》に、ものもちの家がありまして、そこに、ふたりの兄弟がいました。兄はたいへん顔が長いので、堅田の顔長《かおなが》の長彦《ながひこ》といわれていましたし、弟はたいへん顔が丸いので、堅田の顔丸《かおまる》の丸彦《まるひこ》といわれていました。顔長の長彦は、体がやせて細く、少しも力がありませんでしたが、たいそう知恵がありました。そし...
更新日: 2020/11/09
19双之川喜41さんの感想

 郷土の 貢献者 とでも言うべき 人の 話と言うことになる。 救難米を積んだ 船が  琵琶湖で嵐にあい 遭難してしまう 場面は かなり迫力があり  視覚化にも  十分耐えられる 記述と思った。