「雷神の珠」の感想
雷神の珠
らいじんのたま

豊島与志雄

分量:約8
書き出し:一むかし、世の中にいろんな神が——風の神や水の神や山の神などいろんな神が、方々《ほうぼう》にたくさんいた頃のこと、ある所に一人の長者《ちょうじゃ》が住んでいました。その長者が、ある日、他国から来た旅人から、次のような話を聞きました。——雷《らい》の神が空から落ちると、その落ちたところに大きな穴があいて、その穴の底に、まっ白な珠《たま》が残る。それは世にも不思議な珠で、雷の神の宝物にちがいない。なぜ...
更新日: 2025/09/29
艚埜臚羇1941さんの感想

  雷の神と 長者は ながねん いがみ 合う 仲だった。畳み大の 扇に 仕掛けを して 雷さまを おびき 寄せたのは よかった けど 最後には 庭に 大穴が 拡がり そのそこで 長者は 絶命した。無理筋なのは はた目からも 明らか でも やめられない 反目 だった。あまり おもしろくは なかった。