「探偵小説の魅力」の感想
探偵小説の魅力
たんていしょうせつのみりょく
初出:「新青年 第五巻第十號 夏季増刊『探偵小説傑作集』」博文館、1924(大正13)年

南部修太郎

分量:約12
書き出し:ある時、Wと云《い》ふ中年の刑事が私にこんな事を話し聞かせた。『探偵と云《い》ふ仕事はちよつと考へると、如何《いか》にも面白さうな仕事らしく見えます。然し、その性質|如何《いかん》に拘《かゝは》らず、一|體《たい》人の犯罪|乃至《ないし》は祕密を探し尋ねて、それを白日《はくじつ》にさらし出すと云《い》ふ事はあんまり好い氣持のするものぢやありません。ましてそこには人知れぬ非常な苦心|骨折《ほねをり》...
更新日: 2021/08/30
bc43847ac151さんの感想

科学を織りまぜたトリックは今の探偵小説にも通じる面白さで、作者の主張に共感した。

更新日: 2019/10/25
19双之川喜41さんの感想

 虚構が 露骨に作の上に浮いて出るようなものは駄目という。 実話である 太陽光による殺人事件を 素材として 読み手に 習作を試みるように けしかける。やってみるかなと思った。