「後の業平文治」の感想
後の業平文治
のちのなりひらぶんじ

鈴木行三

分量:約270
書き出し:一えゝ此の度《たび》は誉《ほま》れ高き時事新報社より、何か新作物を口演致すようとの御註文でございますから、嘗《かつ》て師匠の圓朝《えんちょう》が喝采《かっさい》を博しました業平文治《なりひらぶんじ》の後篇を申上げます。圓朝師が在世中、数百の人情噺《にんじょうばなし》を新作いたしました事は皆様が御承知であります。本篇は師が存生中《ぞんしょうちゅう》、筋々《すじ/\》を私《わたくし》にお話しになりまし...
更新日: 2015/06/20
80a6b5c171cbさんの感想

時系列や地理が無茶苦茶で、新諸国物語のようになってしまった。が、しかし円朝はシノプシスだけを残したらしいから、それを考えるとたいへんな力作。それなりに、満足。