「研究的態度の養成」の感想
研究的態度の養成
けんきゅうてきたいどのようせい
初出:「理科教育 第一巻第七号」1918(大正7)年10月1日

寺田寅彦

分量:約6
書き出し:理科教授につき教師の最も注意してほしいと思うことは児童の研究的態度を養成することである。与えられた知識を覚えるだけではその効は極めて少ない。今日大学の専門の学生でさえ講義ばかり当てにして自分から進んで研究しようという気風が乏しく知識が皮相的に流れやすいのは、小学校以来の理科教授がただ与えられた知識を覚えればよいというように教えこまれている結果であろう。これには最も必要なことは児童に盛んに質問させる...
更新日: 2024/03/05
4eefea1b8782さんの感想

誰かに聞けば良いという他力本願な態度ではなく、自分から学びに行く姿勢が大事だと言うことを再認識した。そして教師は児童の、自ら学ぶ姿勢を支援するということを念頭に置くべきだと思う

更新日: 2019/11/09
97ab6bd38838さんの感想

今の理科教育においても身に覚えがあることが多くあり、読む価値があると思われる。