「西鶴と科学」の感想
西鶴と科学
さいかくとかがく
初出:「日本文学講座 第十五巻」改造社、1935(昭和10)年1月21日

寺田寅彦

分量:約27
書き出し:西鶴の作品についてはつい近年までわずかな知識さえも持合せなかった。ところが、二、三年前にある偶然な機会から、はじめて『日本永代蔵《にっぽんえいたいぐら》』を読まなければならない廻り合せになった。当時R研究所での仕事に聯関して金米糖《こんぺいとう》の製法について色々知りたいと思っていたところへ、矢島理学士から、西鶴の『永代蔵』にその記事があるという注意を受けたので、早速岩波文庫でその条項を読んでみた...
更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 学際的に ものをみる大切さを 教えていると思う。 文学と科学 異質の中に 共通を知り 展開する。 このあたりに 視座を据えると なにかと 思考の経済上 便利かもしれないと思った。