「虹猫と木精」の感想
虹猫と木精
にじねことこだま
初出:「赤い鳥」1927(昭和2)年3月

宮原晃一郎

分量:約10
書き出し:第一回の旅行をすまして、お家《うち》へ帰つた虹猫《にじねこ》は、第二回の旅行にかゝりました。或日《あるひ》、れいのとほり、仕度をして、ぶらりと家《うち》を出て、どことはなしに、やつて行きますと、とうとう木精《こだま》の国に来てしまひました。木精といふやつは面白い、愉快な妖精《えうせい》で、人に害をするやうなこともなく、たゞ鳥のやうに木にすまつてゐるのです。けれども鳥とちがつて、飛ぶことはできないの...
更新日: 2024/10/15
8eb05d040692さんの感想

きれいな物語。虹猫と木精、タイトルからして美しい