宮原晃一郎
すでに 廃寺となった ラマ教の宗教施設が この 小説の 舞台に なっているのは 大層 珍しい。姫の 働きで 王子を 救い出すという よくあるような 筋立ても 話しの 進行を たすける。当時の 海外進出を 時代の 背景として いる 作品は あまり ほかに 無いように 感じた。