「無人島に生きる十六人」の感想
無人島に生きる十六人
むじんとうにいきるじゅうろくにん

須川邦彦

分量:約259
書き出し:1中川船長の話これは、今から四十六年前、私が、東京高等商船学校の実習学生として、練習帆船|琴《こと》ノ緒《お》丸《まる》に乗り組んでいたとき、私たちの教官であった、中川倉吉《なかがわくらきち》先生からきいた、先生の体験談で、私が、腹のそこからかんげきした、一生わすれられない話である。四十六年前といえば、明治三十六年、五月だった。私たちの琴ノ緒丸は、千葉県の館山湾《たてやまわん》に碇泊《ていはく》し...
更新日: 2022/03/16
19双之川喜41さんの感想

 難破して 1年間 無人島で暮らす。 牧場を作って 動物を飼う。 仲間の 帰化人から 英語を習い 遭難者同士で  航海術等も教えこむ。 日本人らしい創意工夫で 塩もつくる。 おかげで  帰国後に  船員試験に受かる 者もいた。 実録らしい。 恵まれた環境 で 無駄に過ごすものも多いのに  過酷な自然の中で よく頑張ったと感心する。

更新日: 2016/04/06
df5463f524f9さんの感想

素晴らしいの一言。 あまりの素晴らしさに「ほんまにあった話なんか!?ほんまか!?」と言いたくなってしまうけど、「嘘だ」という前に「自分がこれを事実に出来るような人間になろう、私も海国日本の一員なのだ」と気を引き締めたい。

更新日: 2016/02/19
b48b9237e297さんの感想

元気が出るなあ

更新日: 2015/11/02
2ecd91ead2c2さんの感想

日本人らしい困難の中の秩序。 生き物として生きるには「希望」を持ち、目的をしかと定める事なのですね、私の息子に読ませてあげたいです。

更新日: 2015/10/18
5db4966af546さんの感想

古さを感じさせない文章です。 海の男達のとことんまで潔い生きざま、純真さに心打たれます。

更新日: 2015/10/08
91f29cc8a64cさんの感想

古き善き日本人船員達の漂流生活。サバイバルものが好きな人も、人情ものが好きな人も、楽しめます。